こんにちは、山崎です。
今回は久しぶりに地元の3つ上の先輩から、
10年ぶりくらいに電話が掛かってきて、
色々と思うところがあったのでそのエピソードをシェアしていきます。
この記事を読むことによって、
ある種の「恐怖」を感じ、
意欲的に自身のビジネスの活動に取り組むための起爆剤的になれば幸いです。
毎日だらだら生きていた地元の3つ上の先輩は当時の僕の憧れだった
タイトルにも書きましたが、この地元の3つ上の先輩であるMさんとは、
当時(高校3年生)の僕が地元でバイトをしていた時に出会いました。
当時の僕(山崎)は今と違って何も能力がなく、何も目標がないただの非リアで暗いオタクの青年でした。
暗い生活が災いして、友達が少ないことからも、バイトで稼いだお金でゲームソフトやパソコンを購入して、
毎日を一人でTV or ネットゲームやネットサーフィンをして過ごしている、本当に冴えなくて暗い青年でした。
そして、このような非リアだった僕は、
バイト先で同じ非リアであった地元の3つ上の先輩であるMさんが、
趣味が同じようなことであったことからも徐々に仲良くなりました。
ちなみにMさんは高校卒業した後、
一応、工業系の仕事に就職したのですが、
毎日代わり映えのない仕事に飽きて2年半で退職。
そこからは実家暮らしでもあったことからも、
バイトで月7〜8万円くらいを稼ぎ、
その稼いだお金は自分の為だけに使って、
悠々自適の生活を送っておりました。
自分のペースで無理なくバイトで働いて、
寝たい時に寝て、毎日やりたいゲームを好きなだけやる。
特にネットゲームにハマっていたMさんは休みの日は1日中ネットゲームをしておりました。
そして、バイト先で僕のような非リアな奴を集め、
お金がない僕たちはどこのブランドかもわからない安い缶チューハイと、
割引シールが貼られた惣菜を用意しては、たまに飲み会をやっていました。
女気は全くない中で、ゲームやアニメの話などのザ・オタク的な話をして、誰かが持ってきたTVゲームする非リアの集まりの飲み会。
友達が殆どいなかった当時の僕にとって、生まれて初めて自分の居場所が出来たような気がして、本当に当時は楽しかった。
なので、当時の僕は
とマジで思っていました。
そして、その後、
Mさんはバイト先を急に辞めてしまいましたが、
一緒に飲むほど仲が良かったことから、
当時のバイト仲間たちと、
たまにMさんの家に行ってゲーム&飲み会をするという、
僕らの文化は続いていきました。
・・・当時はこのような日々がずっと続くと思っていました。
毎日だらだら生きるMさんから離れていく、元バイト仲間と危機感を感じて変わっていく山崎
しかし、1年、2年・・・と月日が経つにつれて、
少しずつ変化が訪れてきました。
というような感じで、
いつも集まっていた非リアのメンバーが、
就職や就活で飲み会に人が集まらなくなったのです。
しばらく連絡しなかったら、
音信不通になってしまった人もいました。
そして、さらに時が経ち、
Mさんと初めて出会ってから6年の月日が経った頃には、
もう僕とMさんだけしか集まらなくなりました。
ちなみにMさんは変わらず・・・、
いや、それどころか以前よりもバイトの日数を減らして、
さらに怠惰な生活になっていました。
・・・出会った当時、僕は18歳、Mさんは21歳。
ザ・若者という年齢であり、
この頃の僕らは将来のことは何も考えておりませんでした。
毎日がそれなりにでも楽しければそれで良いし、
「まぁ、将来は何とかなるさ」くらいに思っていました。
2人とも特別何か行動するわけでもなく、
ダラダラとした毎日を送っていました。
しかし、6年経った今。
僕は24歳、Mさんは27歳。
あと2〜3年も経てば、
僕らはもう世間から見て若者と言いづらくなる年齢になっていました。
しかもこの頃のMさんは、
ネットゲームにハマって課金しすぎており、
数十万ですが借金をしている状態。
このようなことからも、
初めて会ったは憧れさえあったMさんでしたが、
この時は流石に
と感じるようになっていました。
また、この時の僕は、
自分の将来に対して強く焦りを感じていました。
当時の僕は家業の鍼灸接骨院で働いてはいたけど、
不器用な僕は父親がたまたま院長だったから働けているだけの存在。
実際に何度か家以外で働こうと何ヵ所か面接を受けましたが、
一切受かることはありませんでした。
つまり、家業がたまたま鍼灸接骨院だったから働けている身分。
家業なくなれば、就活も上手くいかない自分は、
ダラダラしているMさんと殆ど変わらない状態。
実際、家業ということからも親に甘えることが多く、
ただの親からの指示待ち人間とて働き、
隙があったらスマホで2chまとめを見て、
サボるというような感じで、ダラダラしておりましたし・・・
そして、いよいよ自分も、
20代後半になるということから、
このままの自分に僕は強い危機感を持っていました。
そして、そんな時に僕が出会ったのがオンラインビジネス。
そこから僕はこのオンラインビジネスにのめり込みました。
そして、実はたまに会うMさんにも、
オンラインビジネスを誘ってみたことがありました。
個人的には好意で誘ったのに、
あっさりと拒否されてしまった当時の僕はショックを受けました。
そして、これ以降、
自分から本気でやると宣言したオンラインビジネスを否定されたことから、
何かMさんと連絡取るのがキマづくなり、
それから疎遠になってしまいました。
そして10年後、毎日だらだら生きていたMさんの末路
そして、それから月日が経ち約10年後・・・
10年前に始めたオンラインビジネスで成功して、
東京の事務所で仕事していた僕に一本の電話が携帯に掛かってきました。
「080XXXXXXXXX」
全く知らない番号だったので、誰かと思って電話に出てみました。
すると・・・
Mさんから久しぶりに電話が掛かってきたのです。
で、驚きながら用件を聞いてみると、
約10年間も会ってなかったことからも、
僕が今の近況が気になって電話してみたとのことでした。
10年ぶりに連絡するということからも、何かと含みはありましたが、過去にMさんは悪い人ではないということから、
とりあえず、僕はあれからオンラインビジネスで上手くいき、今では海外で事業をしたり、
東大ベンチャーの役員であることを正直に伝えました。
そして、逆に僕のMさんに近況を聞いてみました。
というくらいのテンションで僕は聞いてみました。
そしたら・・・
との返答。
・・・聞く話によると僕と連絡を取らなくなってから、
数年は同じような生活をしていたそうです。
しかし、元々片親しかいなかったMさんの親が、
7年前に亡くなってしまったのです。
このような状況になり、
本格的に自分で稼がないと生きていけなくなったMさん。
流石にやばいと思い、
いざ頑張ってどこかに就職しようとしたMさんですが、
既に30代で職歴が殆どないMさんに働ける会社がない状態。
結局、日雇いのバイトや派遣で働くことになりました。
しかし、殆どヒキニートだったMさんは体力が落ちていたことからも、
殆ど現場で使えない状況で、まともに働くことさえも徐々に少なくなる状態に。
その為、以前あった借金をさらに重ねる結果となり、
他の消費者金融で借りて返すという多重債務を繰り返した結果、
支払不能の状態となってしまい【自己破産】までしていたのです。
そして、このような絶望の状況となり、親身に相談できる人もいなかったMさんは精神を病み、鬱病(統合失調症)になってしまったのです。
その後、まともに働くことができないMさんでしたが、色々な経緯で何とか生活保護を申請して何とか受給が決まり、今は何とか落ち着いた精神状態になったとのことでした。
そして、そのようなMさんは僕との会話中、仕切りに言っていたことがありました。
それが
ということを。
毎日だらだらして生きたツケは必ずやってくる
正直、Mさんの現状を聞いた時は僕はショックでした。
約10年も疎遠になっていたと言え、Mさんは当時の僕にとっての数少ない友人と言える一人でしたから。
ちなみにMさんは上手く働けなくて暇だったことから、
他意なく僕に電話を掛けただけだったみたいです。
しかし、まさかそんな酷い状態になっているとは、
思いもしませんでした・・・
で、このMさんの連絡がきっかけで、
僕は現実を知ったような気がしました。
やっぱりで現実は漫画やドラマのように
「何とかならない」ということを。
しっかりと自分の頭で考えて、
ちゃんと行動に移していかければ、
辛い結果が待ち受けているということを。
特にこれからの日本は少子高齢化の影響で、
GDPが益々落ちていきます。
そしてGDPが落ちれば、
国としての力がなくなり、
グローバルの時代になった今、
日本の立場がどんどん悪くなり、
生活も苦しくなっていく確率が高くなります。
実際に他国と比べて、物価上がれど、
給与は増えていかない現象が日本には起こっています。
このようなことからも、
現状のままだらだら働いていると、
物価が上がっているのに給与が増えないことから、
じわじわと生活が苦しくなります。
そして、最悪の場合、
リストラされて貧困になる可能性もあります。
残念ながらダラダラしたツケは、
必ずやってくる時代になってしまったのです。
このようなことからも、
Mさんの話は他人事ではありません。
むしろ、Mさんは生活保護を受給できましたが、
これからはもっと生活保護対象の人が増えることが予測されているので、
今後は生活保護すら受けれなくなるかもしれません。
そうなれば、冗談ではなく、
最落、現代で飢えで死んでしまう可能性すらあります。
だからこそ、自分一人でマネタイズできる能力がなく、
もし現状ダラダラとしている節がある方は、
是非とも今回のMさんのエピソードを見て、
行動する気持ちを奮い立たせていただければと。
「あの頃に戻りたい・・・」
というMさんのようなセリフを言う未来を避けるためにも。。。