こんにちは、山崎です。
前回
「ガチで何も実績がない人が0から始めるには何をすれば良いか 」
というテーマで個人レベルから実業者レベルまで、様々な事業の立ち上げ方について具体的に述べてきました。
前回の記事
で、今回は前回の最後で話しました通り、「マネタイズの型」を利用して、僕がある事業に対しての広告費を1000万円削減した事例を、特別に公開出来る範囲で紹介していきます。
何をして山崎は広告費を1000万円も削減することができたのか?
結論から言えば、僕が広告費を1000万円削減できたのは 「ノットリードを超える為の型(Not Read)」を知っていたからです。
ノットリード(Not Read)とは?
1900年に広告事業で活躍した、マクスウェルさんが作った3原則
・Not Read(読まない)ノットリード
・Not Believe(信じない)ノットビリーブ
・Not Act(行動しない)ノットアクト
3つのNOTの一つ目を示す。
まずは読まなければ、信じないし、行動しないことからも、三つのNOTからも最も大事である
というのも、この広告費1000万円の削減は、クライアントが元々リスティング広告でLPを出稿していたのですが、その時のLPを僕がブラッシュアップしたことにより、広告費の1000万円削減に成功したものです。
より具体的にいうと「ノットリードを超える為の型」を知っていたことにより、LPのCV率(問い合わせ率)を約1.5倍にすることに成功し、広告費の1000万円削減を達成できたのです。
とか思うかもしれませんが、この1.5倍と言う数値はレバレッジが効けば効くほど大きいです。
例えば、元々毎月100万円の予算をかけて、100人のリスト(メールアドレス)が取れていたとすると1リストあたり1万円となります。
そして、年間で言えば1200万円の広告費で、1200人のリストが取れます。
で、今回の場合、CV率(問い合わせ率)が約1.5倍になったので、この数値を1.5倍してみましょう。
すると100万円の予算で、毎月150人のリストが取れます。ちなみに1リストあたりは6667円となります。
そして、年間では1200万円の予算になるので、1800リスト取れるというわけです。
通常の時は年間1200リストだったので、CVが約1.5倍の時と比較すると、年間だと600リスト多く取得できるわけです。
※月の予算が100万円の場合の違い
CV(リスト取得)率 | リスト獲得数 | 1リスト単価 |
1 | 100リスト | 10000円 |
1.5倍 | 150リスト | 6667円 |
そして、先ほど仮に予算が100万円としましたが、これが広告費の予算が200、300、500万円となりますと、もっと大きく変わってくるというわけです。
以下、このように変わってきます。
※CV率(通常)
予算 | リスト獲得数 |
1,000,000円 | 100リスト |
5,000,000円 | 500リスト |
10,000,000円 | 1000リスト |
※CV率(1.5倍)
予算 | リスト獲得数 |
1,000,000円 | 150リスト |
5,000,000円 | 750リスト |
10,000,000円 | 1500リスト |
上記の表を見ればわかりますが、1000万円の広告費を比べた場合、1.5倍の方が500リスト多く取れていることがわかります。
また、言い方を変えるとCV率が1.5倍になると通常の時と比べて500万円のコストダウンになるのです。
このようにCV率が1.5倍になるだけでも、既に広告費をかけているビジネスであれば、物凄く大きな広告費削減の変化となるのです。
だからこそ、その広告費の削減に関して、大きく関係してくることがLPの場合「ノットリードを超えられるかどうか」が大きく左右してくるわけです。
ちなみにノットリードを超える為の型として、僕が実際にやったことの一つは・・・
で、肝心の「ノットリードを超える為の型」ですが、ここで少し紹介すると色々な要素があるのですが、強力な要素の一つである「共感」の要素を使いました。
この「共感」という要素は、地味な要素かもしれませんが、非常に強力です。
なぜなら、共感はノットリードを越えると同時に、見込み客との信頼構築ができていく要素だからです。
例えば、以下のLPはダイエット業界で一気に有名になったRIZAP(ライザップ)のゴルフのLPなのですが、このLPには共感する文言がしっかり入っています。
https://www.rizap-golf.jp/lp/r-05/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand&utm_term=ライザップゴルフ&utm_content=56391168126&gclid=CjwKCAjwlcaRBhBYEiwAK341jem7CWjD3VyZj5X3DW3p5b8Ssf8sBzr3Dt5MPQxEFxkURDKag-oGnxoCwLoQAvD_BwEより引用
具体的にこのLPのヘッダーの「共感」の部分はこの部分となります。
こんな時代だからこそ【安心できる】ゴルフスタジオで。
まずはこのフレーズ。
現在、2020年3月からコロナウイルスが世界的に流行して、日本も例外なく被害を受けている状況です。
そして、コロナウイルス感染で影響が大きいのは、やはり外出。
外に出れば、人との接触は少なからず多くなって、感染確率が上がりますから。
しかし、世の中の多くの企業としては、来店してもらわなければ、売上が上がらないことからも、感染のリスクは配慮しつつも、どうにかしてお客さんに来てもらわなくてはいけません。
そこでRIZAPの場合は、まずはお客さんの健康第一と考えて、安心して来店していただけるように、コチラのフレーズを大きく載せているというわけです。
そして、
と思っていたとしても、上記のようなフレーズを見ることで、
と言う心境に近づくことが予測され、コロナのリスクを恐れる人へ気持ちに共感することによって、お客さんの行動力を失わせないことに繋げていると言うわけです。
つまり、今回で言えば、まずLPを読むと言う「Not Read」に繋がっていると言うわけです。
9割のゴルファーが100切りを達成した。スコアを変える方法を知るゴルフ力診断
この部分も共感を取っております。
で、特に大事なのが「100切りを達成」と言う言葉です。
ゴルフをやったことない方は、全くピンと来ていないかもしれませんが、この「100切りを達成」という短い言葉には、重要な情報量が込められております。
というのも「100切り」とは18ホールを100打未満でラウンドすることであり、ゴルフ上達の一つの目安と言われているからです。
僕自身、20代の頃に少しだけゴルフをかじったことがあるのでわかりますが、100打を切るのって難しく、ある程度練習を重ねたり、コーチングして貰わないと達成するのは無理な領域です。
また、同時に多くの初心者を脱出し、ゴルフにハマり込んだゴルファーは、この100切りを達成する為に、様々なことを学んだり、実践するのです。
だからこそ、初心者を脱出して上達したいゴルファーは、必然的に「100切り」と言う言葉に反応しやすくなるのです。
そしてRIZAPは「100切りを達成したい」と言う気持ちに共感することを知っているからこそ、この言葉をLPに入れていると言うわけです。
そして、このようなことに言葉によって、先ほど同様「Not Read」に繋がっていると言うわけです。
次回は「マネタイズの型」に関する企画のことを告知いたします。
というわけで、先ほど述べて来た通り、共感がNot Readをすることに関して大事であることがわかりましたでしょうか。
正直、この要素一つだけでも、十分LPで反応率を上げることができるようになります。
また僕が上記で載せた広告費1000万円の削減までの領域に行くには、あと数個ほどの「ノットリードを超える為の型(Not Read)」を覚えればokです。
ちなみに「覚えればok」ですので、才能やセンスは全く入りません。
だからこそ、元々低学歴で学校の勉強もロクにできなかった僕が、上記のようなレベルのことを達成できているわけです。
というか、そもそも言えば、今回のLPに限らず、(オンライン)ビジネス全般的に、ある程度の「マネタイズの型」を覚えさすれば、どのような人でも結果は出ます。
まぁ流石に年商10億以上とかのレベルは難しいかもしれませんが、年収数千万円レベルであれば余裕です。
元々日本語すらまともに話せず、26歳までまともに本さえ読めないほどだった、僕でさえ達成できている領域ですから。
また、さらに言えば「マネタイズの型」を覚えさえすれば、オンラインでずっと自動で利益を上げ続けることが可能です。
つまり、長期的にオンラインで利益を上げ続けることが出来ているわけです。
実際、少なくとも僕は2015年から2022年の現在まで、ずっと利益を上げ続けています。
・・・で、今月の初めから数回にわたって、便利な要素である「マネタイズの型」について色々と述べて来ましたが、次回は「マネタイズの型」に関する企画を告知していきたいと思います。
それでは、次回もお楽しみに!