こんにちは、山崎です。
今回はライティングスキルの中の一つの、
ストーリーライティング(テリング)について述べていきます。
それではココから、
ストーリーライティング(テリング)について、
詳しく述べていきましょう。
そもそもストーリーライティング(テリング)とは
一言でカンタンに言えば、
文章を物語調にして書き、
相手に情報を伝えていく方法
となります。
で、恐らく、
最も気になることは、
ストーリーライティング(テリング)を
使った時にどのような効果が現れるのか?
だと思います。
というわけで、百聞は一見に如かず。
まず実際に僕が、
事例としてストーリーライティング(テリング)を使った文章を
書いていきたいと思います。
【心臓が弱い人は閲覧注意】事例 ストーリーライティング(テリング)を使った文章
・・・これは今から17年前にあった実際のお話。
当時中学3年生でテニス部に入っていた僕は、
川の土手の近くに家がある、
同じ部活の友達(Cくん)家の玄関の前で、
家から出てくるのを部内の仲間(AとB)と一緒に、
待っている時のことでした。
そんな感じで近くの土手に行って、
遠くまで行きそうな手頃な石を拾っては、
テキトーに川に向かって投げていくAとBと僕。
と、まぁここまでは、
非常に中学生らしい遊びをしていた僕らでした。
ですが・・・あることから、
僕らはトンデモないことになります。
水切りでビリだった僕は、
とにかく水切りしやすい石を探しに、
川と用水路を繋ぐ、
水門の近くに来ていた時でした。
用水路の水門に、
枯れ木に混じってスイカみたいものが、
浮かんでいたのです。
そう、時期は冬。
夏場であれば農家が多い僕の地域では、
まだ考えられますが冬場となると難しい。
そこでこのスイカのようなものを、
正体が気になった僕は、
さらに近づいてみることにしたのです。
すると・・・
枯れ木などに混じってスイカみたいもの近くに、
今度は洋服らしき物が見えたのです。
今だったらゴミのような塊を気にもしないかもしれませんが、
好奇心旺盛だった中学生の僕は、
なぜかそのモノが気になったのです。
そしたら・・・・
友人Bが僕の元に来たのです。
で、そのモノを友人Bにも見てもらったのです。
そして、友人Bに、
スイカのようなものを見せて、
しばらくした途端・・・
急に謎の言葉を言い出し、
見る見るうちに友人Bの顔が青ざめていきました。
僕は急に様子がオカシクなったBのことが心配です。
そして、しばらく経った後、
Bはこっそりと僕の耳元で囁くように、
こう言ったのです。
・・・この時、Bの言葉を聞いた時、
僕の全身にゾゾゾっと鳥肌が走り、
一気に背筋が凍るような寒さがおそいました。
え、え、まさか
水○体???ド○エモンってやつ???
映画やドラマでは見たことはあるけど、
まさか本物なんてみたことなんてあるわけありません。
そして、恐怖が体に襲いながらも、
好奇心もあった僕はもう一度そのモノを、
恐る恐る見てみると・・・
確かにBのいう通りで見えるのです。
人の後頭部に。。。
そう思うと心臓がバクバク言い出し、
Bと同じように顔から血の気が見る見るうちに、
僕もなくなってきました。
どうにかして、
冷静を取り戻そうとする僕ら。
そして、そのタイミングで・・・・
明らかに様子がおかしい、
僕らの元に何も知らないAが駆けつけます。
そして、Aに事情を説明すると、
一瞬でAも強張った表情になりました。
しかし・・・
3人の中では、
Aは最も気の強いタイプだったので、
無茶な提案を出してきます。
・・・・と、言いつつも、
いざモノを前にすると、
Aもビビってしまって、
そのモノに触れようともしない。
そして、土手の用水路で、
僕らが騒いでいた様子に気付いたのか
恐らく、土手近辺に住んでいる、
50歳くらいのオジサンが僕らを見つけて、
話しかけてきたのです。
そう言ってオジサンが近づいて、
そのモノを確認したところ・・・
そう言って、
表情が一気に変わったオジサンが、
家に戻って電話で警察を呼んでくることに。
気付いたら僕ら3人しかいなかった土手に、
近所の人とかが集まり始めていました。
そして、警察到着。
で、警察がそのモノを確認したところ・・・
何と本当に1週間前に近くの街で、
行方不明になっていた御老人の水○体だったのです。
・・・Bが思っていた予測が当たったのです。
スイカのように見えたのは、
本物の人の後頭部だったのです。
この後僕らは警察から、
第一発見者として軽く事情聴取され、
すぐに解放されました・・・。
それと同時に僕らは、
木の棒で自分たちで確認しなくて、
本当に良かったと思いました。
もし、ひっくり返していたら、
中学生という時期からも、
Bのいう通りで、
一生のトラウマになっていたかもしれませんから。
・・・この出来事は、
僕が中学生の時に実際にあった出来事なのですが、
今でも鮮明に覚えている出来事です。
事例を踏まえたストーリーライティング(テリング)の効果
・・・結構パンチが効いた話かもしれませんが、
僕の事例はいかがだったでしょうか。
というわけで、
ココからは事例を元に、
ストーリーライティング(テリング)を使用した際の効果について、
まとめたので述べていきます。
・not believeの壁を越える
・一般的な文章よりも感情移入をしやすくなる
・長期的な記憶に残りやすくなる
・商品の単価を上げることが出来る
それでは順により詳しく解説していきましょう。
not read、not believeの壁を越える
まず最もストーリーライティング(テリング)の、
有名な効果と言っても過言ではないのが、
not believeの壁を越える
という点です。
例えば、
僕は中学生の時に、
水門で水○体(ド○エモン)を発見しました。
という文章を読んだ時と、
先ほどの物語
を読んだ時と、
どっちかが信憑性があるかと聞かれたら、
間違いなく後者になるかと思います。
その理由としては、
ストーリーを読んでいくと、
自然と人間はその物語に引き込まれ、
例え嘘の事実だったとしても、
真実だと思いこまされてしまう特性があるからです。
(先ほどの話はマジで実話ですが)
ですから、
相手に疑われやすいことを述べていく時に、
しっかりとストーリーを使って述べていくと、
相手にちゃんと信じて貰えることからもgoodという訳です。
一般的な文章よりも感情移入をしやすくなる
先ほどの僕の物語を見た時、
少しゾッとするような何か感情の変化を感じませんでしたか?
これこそストーリーの持つ効果である、
一般的な文章よりも感情移入をしやすくなる
という効果です。
もし感情移入を全くしていなかったら、
ただただ読んで終わりとなるわけなのですが、
ストーリーで書かれていると、
感情が物凄く動きやすくなるのです。
そして、ビジネスでは、
相手に自分の文章を感情移入してもらえると、
相手が自分にとってのファンとなり、
自分が紹介する商品やサービスが、
非常に手に取られやすくなったりする傾向があるのです。
ちなみにビジネスの事例で言えば、
以下のAppleが動画とか良い例です。
(英語が苦手な方は字幕で日本語の設定を推奨します。)
このような動画を作れる企業のプロダクトを、
欲しいと思う人はいると思いますし、
何より既にAppleが好きな人は、
ますますAppleのことが好きになることでしょう。
そして、ますます好きになった人は、
何かAppleの新製品が出るたびに、
その新製品を購入するという訳です。
長期的な記憶に残りやすくなる
これはまさに先ほどダメ崎くんがこぼした
という何気ない一言が証明してくれております。
ストーリーにすると、
人の記憶に長期的に残りやすいのです。
ですから、自分のことを、相手に印象付けたい場合は、
ストーリーにして伝えていくと、
良く覚えてもらえたりします。
ちなみに、
このストーリーの特性を理解していると、
何か物事を暗記する時には、
無理やりにでもストーリーにしていく
と、ただ闇雲に何かを覚えるよりも、
効率よく覚えれたりします。
商品の単価を上げることが出来る
これもビジネスでは重要なストーリーの特性になります。
それが
商品の単価を上げることが出来る
ということ。
https://matome.naver.jp/odai/2142441824593906401
(詳しくはコチラのリンク先をご覧ください)
ただの赤い本革ペンケースが、
持ち主のユニークなストーリーで
35853円と高単価になっているのです。
ちなみにもっと一般的に
ビジネスをストーリーで商品の単価を上げる事例としては、
殆どの高級ブランド品が該当しております。
いわゆる、
エルメス、ルイヴィトン、グッチ、シャネル、
ロレックス、フランクミューラー、アルマーニ
とか、このようなブランド。
ストーリーライティング(テリング)の書く時のおすすめは・・・
ここまでストーリーライティング(テリング)の、
効果について書いてきましたが、
けど、一体どのようにすれば、
ストーリーライティング(テリング)が書けるの?
と思っている方も多いかもしれませんね。
そこでココからは最も簡単に書ける
ストーリーライティング(テリング)の書き方について、
述べていきましょう。
で、結論から言うと、
最も簡単に書けるストーリーライティング(テリング)は
体験談(経験談)
となります。
その理由は以下の三つになります。
・過去のストーリーを思い出して書けばいいだけ
・勝手にオリジナルのコンテンツとなる
・自分の人柄を相手に伝えることが出来る
過去のストーリーを思い出して書けばいいだけ
ストーリーライティング(テリング)を書く時に、
良くある質問して
どのようなストーリー構成で書けばいいかわからない。
という質問があります。
それもそのはずで、
恐らく普通に生きていれば、
何か物語を書いたという人は、
小説家とか漫画家などを目指している人に、
限られると思いますから。
なので、ストーリーライティング(テリング)を、
書こうと思ったとしても書けないのが普通です。
で、そんな時に、
簡単に書ける方法となるのが
体験談となります。
その理由は
過去を思い出して、
書いていけばいいだけだからです。
例えば、
先ほどの僕の中学生の頃の話を見るとわかりますが、
あれは当時の様子を思い出して、
それはただただ詳しく述べているだけです。
しかし、そのようなことをしているだけなのに、
勝手にストーリーとなっていき、
さらには印象に残るような文章となっているわけです。
ですから、体験談であれば、
変に物語の構成など考えなくてよくて、
過去のエピソードをそのまま書いていけばok。
結果的にものすごくラクに、
ストーリーライティング(テリング)が書けるのです。
勝手にオリジナルのコンテンツとなる
体験談がストーリーライティング(テリング)で、
良い理由の2つ目は、
Googleが求めているオリジネルコンテンツに、
体験談の場合は何もしなくてもなってしまうという点です。
そういう意味では、
自分の作るコンテンツ時に体験談を載せた方が、
ストーリーでコンテンツが読まれるようになるし、
ファンもできる可能性も上がるし、
高単価で商品が売れる可能性もあるし、
Googleからの評価も良くなることからも、
むちゃくちゃ費用対効果が高いのです。
自分の人柄を相手に伝えることが出来る
文章が読まれるようになる一つの理由として、
書き手の人のファンであったり、
好意があるという理由があります。
その書き手のファンになったり、
好意を持つ過程として、
その書き手の人柄を知れる機会というものは、
ものすごく大事になってきます。
で、その機会を体験談であれば、
体験談に自分の気持ち(心情)を書くことによって、
自然に自分の人柄というものを
伝えていくことが出来るというわけです。
例えば、
先ほどの中学生の頃の僕の話では、
中学生時代の僕というキャラは、
気弱な少年というイメージが
文章(セリフ)から伝わってくると思います。
このようなことからも、
体験談であれば自分の人柄を、
自然と伝えることが出来る効果があるのです。
ちなみにこのことが、
よくわかっている頭の良い人は、
現実でも人と話す時にストーリーを多用しております。
ちなみに体験談に関しましては、
こちらの記事を併せて読むと、
より体験談の素晴らしさがよくわかると思います。
基本的な体験談(ストーリーライティング)の書き方
今まで体験談が最も簡単に、
ストーリーライティングが書ける方法と述べてきましたが、
それでも文章をあまり書いてこなかった人は、
体験談を書くことにハードルを感じる人もいると思います。
そこでカンタンな体験談を書くための
フレームワークをシェアしていきたいと思います。
それがコチラ
始まりの様子
↓
出来事の前兆
↓
出来事
↓
オチ
まぁ正直、「起承転結」を、
わかりやすく書いただけです。
例えば、先ほどの僕の中学生の物語で言えば、
土手で友達と遊ぶことになった。
水門のところであるモノを発見。
Bから衝撃の事実を教わる。パニック
警察が来て、Bの言う通りだったことを知る
と、このような感じになります。
ですので、是非とも使用していただければと。
ストーリーライティング(テリング)の書き方の注意点!
今までストーリーライティング(テリング)が、
有効であることを様々な角度で申してきました。
しかしながら、
そのストーリーライティング(テリング)で書いていく時に、
注意していかなければならない点もあります。
で、細かいことをいうと、
かなり色々な点があるのですが、
今回は最低でも守っておきたい、
3つのストーリーの注意点について述べていきます。
それがコチラ
描写を細かく伝えていかないとストーリーが引き立たない
全く同じようなストーリーでは効果を殆ど見込めない
ストーリーは共感されないと効果を発揮しない
それではこれに関しても、
ココから一つずつ詳しく述べていきましょう。
描写を細かく伝えていかないとストーリーが引き立たない
という方に多いパターンが、
描写が細かくないという点
例えば、僕の事例で言えば、
最初のAとBとのやり取りの部分とかは、
当時を思い出して描写を細かくしています。
勝った人がうまい棒(お菓子)を奢ってもらうとかは、
男性の方は結構共感する方もいるのではないでしょうか?
このような部分って、
今回のエピソードといえば、
メインの出来事とは直接的に関係ありません。
しかしながら、
このようなエピソードがあることにより、
メインの出来事が起こる前の日常の様子が、
イメージしやすく、出来事も共感しやすいことから、
読み手がより物語に集中していくのです。
逆に、この部分がなく、
いきなりメインの部分に入ってしまうと、
驚きや衝撃が薄くなってしまうのです。
まぁ小説並みに描写が細かいのも読みづらいですが、
ストーリー面白くない人は基本的に描写が荒いです。
先ほどオススメした体験談であれば、
当時を思い出せば描写を細かくすることは、
比較的に容易だと思います。
イマイチだったストーリーも、
描写を細かくすることによって、
一気に面白くなったりします。
ストーリーライティング(テリング)を書くときは、
是非ともこの点を意識して書いてみましょう。
全く同じようなストーリーでは効果を殆ど見込めない
これはネットビジネスの情報発信では
本当によく見かけるパターン。
昔は貧乏(またはブラック企業)で大変だったとけど、
ネットビジネスで稼いで自由になって最高です!!!
というようなストーリー。
勿論、大枠の内容としては良いと思いますが、
何か途中の他の人とは違ったエピソードの流れにしていかないと、
ストーリーライティング(テリング)を使っても、
not believeの壁を越えることができなくなります。
理由は多くの人が、
同じ流れのストーリーを使用しすぎていて、
飽きられているからです。
僕でいえば、
僕の漫画を見ると良くわかりますが、
まず普通の人では同じようなことを書けないストーリーであり、
大枠は
「ネットで稼いで自由になった」
かもしれませんが、
ちゃんと差別化していることがわかるかと思います。
ストーリーは共感されないと効果を発揮しない
これは読者を無視して、
書きたいことを書いている人に見られる傾向です。
いくらストーリーを使用しても、
読者が共感できる文章ではないと、
ストーリーの効果は発揮することはありません。
例えば、極端な話、
戦争を肯定するようなストーリーを書いたら、
周りからどんな反応が来ると思いますか?
・・・と、恐らくはダメ崎くんのような、
リアクションを取る人が殆どだと思います。
あくまでもストーリーを読むのは読者ですので、
その読者が共感できるストーリーではないダメなのです。
そんなダメ崎くんが抱えている悩みは、
以下の記事で書いた「リサーチ」をすると解決できます。
上手いストーリーライティング(テリング)は良い意味で読者を裏切ること
ここまで記事をお読みいただき、
お疲れ様でした。
ここまでしっかり記事を読んでいただければ、
ストーリーライティング(テリング)を書く為の知識に関しましては、
十分になりますので、後は実践あるのみです。
是非とも実践していきましょう。
で、最後に
上手なストーリーライティング(テリング)を書きたい
と思う人へアドバイスをしていきます。
上手なストーリーライティング(テリング)を、
書きたいのであれば、
良い意味で読者を裏切るストーリーがオススメです。
そして、良い意味で読者を裏切るストーリーを上手に書くには
やはり色々なストーリーに触れることが一番です。
で、それに関してオススメなのは、
やはり有名な名作映画に触れることです。
名作映画は時代を超えて愛されていることからも、
そのストーリーは時が経っても指示されるストーリーとなり、
同じような流れでストーリーを書けば、
自分の文章も同じように長く愛されるというわけです。
で、僕は勉強とリフレッシュを兼ねて、
huluやU-NEXTを使って、
今でも月に4〜5本は映画を見ております。
ちなみにU-NEXTは一ヶ月間無料であることから、
無料期間の一ヶ月のうちに名作映画を見まくって、
良いストーリーのケーススタディを学ぶのも良いかもしれません。
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それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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以下の記事で紹介している本がオススメです。
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